SLユーザーのためのBlenderはじめの一歩 第32回

今回から数回で、スカイボックスの作成に挑戦してみましょう。

スカイボックスとは、SLの空中に置かれた部屋のことです。
プライバシーが守られ手軽なので人気があります。

★スカイボックスの作成は、ここまでやってきた手法をふんだんに利用しています。上手く行かなかったら前へ戻ってみて、復習してみるのも方法です。


今回のポイント

★Pキーでのオブジェクト分離


毎度のことですが、これを忘れずに
★3DカーソルはShift+Cで中心にもってきておいてください。

★注意:出来上がったスカイボックスは大きなものとなります。確実にRezできる環境で作業しましょう。


まず立方体を作成します。



Nキー で数値パネルを出しておいてください。



立方体の大きさを12メートル×12メートル×6メートルに設定します。



厚み付けモディファイアを追加します。



中身が見にくいので Zキー でワイヤーフレームモードにします。壁の暑さを0.1に設定しましょう



適用します。



Zキーでソリッドモードに戻します。面選択モードで、上面を選択して Pキー を押します。そうするとこういうパネルが出るので、そのまま確定します。



面が分離されました。Pキーはこうやって、オブジェクトからパーツを分利させる機能です。

オブジェクトモードで分離させた上面を選択し、Hキー を押してみましょう。



Hキーはオブジェクトを非表示にする機能です。中身が見えましたね。

もう一枚、あるので、こちらも Pキー で分離させます。



ここでZキーでワイヤーに。スナップモードで頂点にあわせます。



1キーでも3キーでもいいので側面からみて、ずれている頂点をこのようにあわせてください。床も少し上げておきましょう。



非表示にしていたオブジェクトを表示させます。



このようになるはずです。



下の枠はいらないので削除します。



天井を厚み付けで厚くします。数値は-0.1で。-を付けると外側に厚くなります。



これも適用です。

今回はここまでです。次回以降、UV展開、窓作りなどに進みます。

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