SLユーザーのためのBlenderはじめの一歩 第17回
今回は、前回作ったマグカップのUVを展開をしてみましょう。
UV展開はテーブル編でもやっておりますので、わからなくなったらそちらも参照してください。
今回のポイント
★UVと編集モードでのメッシュの選択を同期
★UVの自動整列
前回のデータを開きます。
UVの展開するためのシームをつけていきます。
まずこんな感じで取手の根本を線モードで選択していきましょう。
取手を中心に縦線、底辺の円周を選択します。取っ手の内側もループ選択(Control+右クリック)です。忘れずに。
内側も底辺と、取手中心に縦線選択。
Control+Eキー でエッジメニューを出して、シームを付ける を選択します。
UV Editingモードへ移行します。(UV展開についてのムービー)
全選択です。
展開を押すと図のように展開されます。
下の赤枠、UVと編集モードでのメッシュ選択を同期 を押してみてください。
おわかりでしょうか。編集モードで選択したメッシュが、UVのどこなのかがわかるようになります。
この状態だと、内側が下、表側が上、そして、表側は上下さかさまに展開されています。
ということは、テクスチャを作る際に、そのことを頭に入れて、例えばイラストを貼り付けるなら、絵を180度回転させてやらなくてはいけませんね。
ここで、同期は解除しましょう。メッシュ全選択でUVを表示させます。
UVが歪んでいるので、真っ直ぐにしていきます。
Alt選択で、一本一本直します。まず下から、横線を選択しましょう。
Wキー でスペシャルメニューを表示させ、自動整列 を選びます。
どんどん自動整列させます。縦線は両端のそれぞれ2本づつは、Alt選択できないので、残しておきます。
縦線もどんどん進めてください。
さて、Alt選択できない線は手動でShift選択していきましょう。その上で、自動整列です。
こちらも同じように。
この部分はこう選択します。そして自動整列です。
ずれてるなと思ったら、Gキー でポイントのみ移動させましょう。
なんとなく、他のメッシュの間隔と合わせて行って、最終的に 自動整列 をして整えていきます。
根気のいる作業ですが、がんばってください。
納得したら、それぞれのパーツの配置を 島モード で移動させましょう。 Gキー です。
これでUV編集が終わりました。保存しておきましょう。
次回はまたまたGIMPでテクスチャ作成です。
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