SLユーザーのためのBlenderはじめの一歩 第13回
前回から引き続き、シンプルなテーブルを作っていきます。
今回のポイント
★UV設定
前回の保存データを開きましょう。
UV展開のためにはシームを付けるという作業が必要です。
まずは、円周、丸い部分にシームをつけていきます。
UVを切りたい部分、ここでは天板、足、台座の円周をAltキーを押しながら選択します。
その後、Control+Eキーでエッジメニューを出して、シームを付けるを選びます。
シームをつけた法線は赤くなります。
★シームをつけるとは、たとえば洋服の切れ目、縫い目の部分を設定してあげるという作業です。
天板、台座とどんどんやっていきましょう。
前回、面取りをしてしまったので、台座の円周がループ選択できなくなっていました。
こういうときはひたすらコツコツ…
コツコツするときはShiftを押しながらの選択です。
コツコツしおわったら、シームをつけます。
台座の裏も同様に…
これで、円周のシームは終わりました。
今度は縦に切っていきます。
バスっと。
テンキーの 3 で横からのビューになりますから、バッチリ横でシームをつけましょう。
ここは直線がなくなっているので、こんな感じで。
付け終わったらこういう感じになっていると思います。
上部メニュー、DefaultをUVEditingに変更すると2画面になります。(UV展開についてのムービー)
右画面編集モードで全選択してください。
この状態で 展開 を押します。
左画面、綺麗に分割されましたね。
Sキーで少々サイズを小さくしましょう。
下段赤枠内に、島選択モードという便利な機能があります。
赤枠の部分チェックで、パーツごとにごそっと選択できます。
なんとなくでいいので配置しなおしていきましょう。
Sキーで拡大縮小、Gキーで移動、今回使いませんがRキーで回転です。
UVはくっついているので、ちょっと離していきます。
こんな感じに配置してみました。
これはもうお好みです。
メニュー下部、UVメニューからUVメニューから配置のエクスポートを選びます。
これで、UVをを画像ファイルとして書き出せます。
それをテンプレートにGIMPなどでテクスチャーを作成するわけです。
保存しましょう。
次回は、GIMPでテクスチャーを作成してみましょう!
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