プリムの構造

セカンドライフとBlenderの便利な連携3回めです。こちらの講座はある程度プリムとBlenderを扱える人用です。

今回は、何を作るというわけではなく、プリムのちょっと困った構造について解説します。


注意:ファイヤーストームからのdae出力は、ご自分で制作したプリムオブジェクトに限ります。フルパーミッションであっても、制作者が違う場合出力できません。




画像はファイヤーストームから出力した単純なプリムです。
メッシュが、以外に多いことがわかります。これはセカンドライフ内でプリムの形を変えるために、多くの頂点が必要になることからと思われます。



編集モードで、立方体を分解してみます。
なんと辺が分離できてしまします。
これは、Blenderで編集する上で、とても不便な構造です。そして、ポリゴンは三角となっています。
Blenderに限らないのですが、モデラーで編集する場合、ポリゴンは四角形であることがとても重要になります。
このままだと扱いにくいメッシュということです。



四角錐についても、一見最小ポリゴンであるように見えますが、余計な辺が隠れていること、頂点が結合されていないことがわかります。



円柱も同様です。

プリムで作ったものをBlenderのベースとする場合、このような構造上の仕様を頭に入れておかなくてはなりません。

これを使いやすい形に変更していく作業が、どうしても必要になります。

以上、ちょっとしたプリムの解説でした。

 


メニューに戻る




inserted by FC2 system